レコーディング機材リスト

【マイク】
AKG C-460B x2 *
B&K 4006 x4 *
SM Pro Audio MC02

【卓】
STUDER 962 *

【AUDIO I/F】
EDIROL M-16DX

【PC】
ショップ組み立てのPC Windows XP

【ソフト】
Sound Forge 9.0

*印はすみだトリフォニーホール常設機材



AKG C-460Bは、ピアノに突っ込むマイクとして使用。メインのマイクです。



B&K 4006はアンビエント用。舞台から客席に下りたすぐのところと、舞台から20m程離れた場所に、合計4本を設置。




SM Audio Proのみ持ち込みのマイクなのですが、これはピアノの鍵盤から一番遠いところ(つまりグルッと湾曲している部分)に設置しています。



あまり、こんなところにマイクを設置することはないと思うのだけれど、ハンガリーのリスト音楽院大ホールでのコンサート時にこの場所にマイクを設置しているのを見たことがあって、一度やってみたかったのです。
リスト音楽院の録音さんには、一度録ってもらったことがあるけど、かなり良い音で録ってくれました。

STUDER 962は卓としてではなく、マイクプリアンプとして使用しています。舞台から裏へはケーブルを直では引き回せず、一度舞台脇のコントールボックスを経由しなければならないので、早めにプリアンプを通した方が良いだろうと・・・。



EDIROL M-16DXはマイクプリアンプが4チャンネルついている、合計18チャンネル(内2チャンネルはミックスなので、パラだと16チャンネル)録音できる、AUDIO I/Fにもなるディジタルミキサーです。

Sound Forge 9.0は、パラで録るためのソフトではないと思うけれど、サラウンドとして8チャンネルまで同時に録音できます。DAWで録ろうと試みましたが、ソフトがSONAR 6 LEなのかどうだか原因は分かりませんが、録れている音が音になっていない状態で、原因不明なのですが、上手く録れず諦めました。

「96kHz24bit8チャンネルで録る」というのは、私にとっては今までなかったことなので、まぁ言ってみれば冒険です。
もし難しそうだったら即、44.1kHz2チャンネルで録音に切り替える・・・臨機応変に行こうと。そんな気持ちでした。

結果、一度だけ、録音時間が長すぎたのかなんなのか、8つのうち6つは録れているのに、2つのチャンネルだけが、無音状態だった・・・という事がありました。
また、STUDERを通していない卓は、M-16DXのファンタムで駆動していたのですが、こちらにどうにもノイズが(微妙にですが)載ってしまいました。原因については、ケーブルの引き回しとか、ホールのコントロールボックスとかその辺りを疑ったのですが、後から分かったのですが、どうやらM-16DXに原因がありそうです。まぁこの4つのチャンネルはアンビエント録りの為にあって、そもそもレベルが低いし、実際ミックスでも低くて構わないので、なんとかなりましたが。

後は特に大きな問題はなかったです。

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