明日は5thアルバムのレコーディングに行ってきます。

以前のアルバムはマイクが2本で、ピアノから2,3m離した場所に1m強左右の間隔を空ける・・・というシンプルな形での録音だった。
この方法だと、面倒くさい問題が起こりにくい・・・はずだ。位相の問題とかが、起こりにくいはず。
シンプルなのは悪いことではないと思う。

だが、前回の「鳥たちの祭典」ではどうも「マイクの抜けが悪いなぁ」と思った。
音がこもっているように聞こえるのだ。
ピアノは低音から高音まで幅広い周波数の音が出るので、音域によっては、音の聞こえかたが変わってくることもある。
必ずしもマイクのせいだけではないかもしれない。マイクの置く位置、ホールの音の回りかたによっても、そうなることもあるかも知れない。

で、今回は、新しいオーディオインターフェースで録音する予定。
これが16チャンネル同時にパラで録音できる。
例えばマイクを16本たてれば、16本別々の音が録れる。

そんなに沢山のマイクはないのだが、今回のレコーディング会場はすみだトリフォニーで、有り難いことに、良いマイクを備品として備えている。

ありがたい・・・。

というわけで8本のマイクで、しかも96KHzの24bitで録音します。

ところで、そのような贅沢な録音をすると、データ量も上がるわけで、
前回までの44.1KHz16bit 2本と比べると

2倍強 X 1.5倍 X 4倍

となるわけだ。

12倍強!!!

前回までのレコーディングが一回でだいたい4GByte位は行くので今回は単純計算で50GByte以上は消費するということか・・・。

恐ろしい。

あー考えていなかった。
バックアップを随時取りたいな・・・。HDクラッシュしたらお終いです。
どうしよう?
USBメモリを今から買うか、気合いでDVD-Rに焼いていくか・・・?