私は、勉強しなければいけない時などイマイチ集中できず、机に向かうのではなくおもむろに部屋掃除などを始めてしまうことがよくありました。親から「あんたは普段掃除なんてしないのに、試験前にはなぜか掃除を始める!」などと怒られていた記憶もあるような・・・。

なにか「逃げている」ような感じがして、自分でも恥ずかしかったのですが、今思うとあの掃除っていうのは、集中力を高める準備みたいなものかな、などと思ったりします。

なにかを勉強するときでも、作り上げるときでも、実際に行っている時間以外の前後だったり、もっと言うと睡眠中だったり、その時の過ごし方や頭の持っていき方というのは大事だなと思います。

記憶って強化しないと定着しませんよね?また、これから仕事をするという、頭をそちらの方向に持っていって、今までの経験を引っ張り出して有形無形の戦略を練るのもとても大切だと思います。だから、実質的な部分だけでなく、その周りの時間というのがバカに出来ない、大切な部分かと思います。

などとあらためてこのように書いたのは、理由があります。仕事の密度を高めようとするとどうしてのこの周りの時間を削ろうとしてしまって、どうも詰め込みすぎてしまう傾向があり、これは良くない傾向だなと最近感じているからです。

6時間の時間があるなら、その前後1時間程を集中力を高めたり復習する時間にして、それぞれ「用意」「定着」に当てるのも良いかと思います。その後も、頭から完全に抜かしてしまうのではなく、少し頭の片隅に残っているくらいが丁度良い。ピアノでも作曲でも頭の中で音をちょっと鳴らしてみる程度で良いと思いますが。

そんなわけで、作曲前に掃除から入ったのですが、今日はダメでした(笑)
集中できないときはあります!
ダメなときはダメ^^)